アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合

東西アスファルト事業協同組合講演録より 私の建築手法

マークアップリンク
トップ
私の建築手法
藤森 照信 - 自然素材を生かした藤森流建築術
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986

東西アスファルト事業協同組合講演会

自然素材を生かした藤森流建築術

藤森 照信TERUNOBU FUJIMORI


主展示室には白大理石の原石をそのまま、厚さ七センチに挽いていただきましたが、だいたい畳一枚分の大きさがあります。人がひとり寝るのにちょうどいい大きさなんです。それを床暖房にして、隙間に白セメントを詰めました。壁から天井は漆喰を塗っています。

ものすごく、思わぬ成功をしたのが照度です。普通、照度は上が高くて下が小さくなるのが当たり前のことです。ところが、乱反射と下からの反射があるんです。床からの光がもう一度当たりますから照度が一定している。すると額の影が下にまったく落ちないんです。悪い照明ですと、額の上の出っ張りが絵に落ちる。さすがに注意深い人はそういう照明はしないんですが、それでも額の影が下の壁に落ちて、気になります。実際に見ていただくと、額の影のでない絵が、どんなに爽やかに見えるかわかるはずです。

Profile
略歴
1946
長野県に生まれる
1971
東北大学工学部建築学科卒業
1978
東京大学大学院工学系研究科 建築学専門課程満期終了
1980
東京大学より工学博士学位を授与される
1982
東京大学生産技術研究所講師
1996
東京大学教授 生産技術研究所・産学共同研究所センター/兼務・生産技術研究所
1998-
東京大学教授 生産技術研究所
受賞
1981
日本都市計画学会賞
1983
東京都市市政調査会藤田賞
毎日出版文化賞
1986
日本文化デザイン賞
サントリー学芸賞
1997
第10回日本芸術大賞
1998
日本建築学会賞(論文)
著作

『国家のデザイン』『明治の東京計画』 『建築探偵の冒険』『路上観察学入門』(共著) 『西洋館デザイン集成』『建築探偵東奔西走』 『看板建築』『建築探偵雨天決行』 『昭和建築物語』『建築探偵神出鬼没』 『都市・建築』『日本現代美術と西洋』(共著) 『日本近代建築 (上・下)』 『全調査東アジア近代都市と建築 』 (監修・執筆) 作品 『神長官守矢資料館』 『タンポポハウス』 『ニラハウス』 『一本松ハウス 』 『天竜市立秋野不矩美術館」

«前のページへ最初のページへ次のページへ»