アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合
建築の歴史を見ますと、建築家というのは特権階級のためにずっと仕事をしてさました。それこそ王様ですとか貴族ですとか宗教家、そういう特権階級の人たちのために仕事をしてきたわけですが、19世紀後半、状況は変わりました。産業革命によって都市に多くの人たちが移り住むようになったため都市に集合住宅が必要となり、初めて建築家は一般市民のために活動を始めたのです。そして冷戦が終わった現在、建築家は災害と向き合わざるを得ない状況になっています。一口に災害といっても地震や洪水といった自然災害もあれば、難民問題などの人為的な災害もあります。また自然災害といっても、人が亡くなる要因の多くは人為的なものです。地震では建物の強度が、洪水では森林伐採が、というように自然災害にも人の行為が大きく影響しています。そういった意味で、建築家は災害に対して大きな責任があると思っています。そんな日頃の思いも含めて、僕の作品や活動の一端を紹介させていただこうと思っております。
『VILLA TORII』 『石神井公園の集合住宅』 『ダブル・ルーフの家』 『カーテンウォールの家』 『家具の家』 『紙の教会』 『紙のログハウス』 『2/5HOUSE』 『JR田沢湖駅』 『壁のない家』 『9スクエア・グリッドの家』 『羽根木の森』 『ハノーバー国際博覧会日本館』 『はだかの家』 『Plywood Structure-03 今井病院付属託児所「H」』