アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合

東西アスファルト事業協同組合講演録より 私の建築手法

マークアップリンク
トップ
私の建築手法
妹島 和世 - 自作について
2022
2021
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986

東西アスファルト事業協同組合講演会

自作について

妹島 和世KAZUYO SEJIMA


南側外観

四角い日本画の展示室には外光を入れないでくださいとキュレーターからいわれました。その四角い展示室が、そのまま立ち上がってくると大きなボックスができるのですが、この敷地全体が大きな公園になる計画だったので、もう少し外との出入りのようなスペースを積極的に考えたいと思って、ガラスの回廊をつくって休憩所とかエントランスホールの場所を取っています。四角い展示室のボックスはコンクリートで、そのまわりをポリカーボネートで包んでいます。そのコンクリートとポリカーボネート壁の間は空調機置き場とダクトスペースになっていますが、いちばん内側の場所にある展示室は、このようなバッファーゾーンがあって外の負荷から守られるというわけです。

Profile
略歴
1956
茨城県生まれ
1979
日本女子大学大学院修了
1981-87
伊東豊雄建築設計事務所入社
1987
妹島和世建築設計事務所設立
1995
西沢立衛と共同設計
現在
京都大学、東京理科大学 非常勤講師
受賞
1988
SD Review
1989
新建築住宅特集新人賞〈吉岡賞〉
東京都建築士会住宅建築賞特別賞
1992
日本建築家協会新人賞
1994
商環境デザイン賞大賞
1995
K.F.Brown環太平洋地域文化建築賞
1997
シドニー現代美術館新館設計競技最優秀案*
1998
日本建築学会賞(作品)*
1997
サレルノ市旧市街再生計画設計競技最優秀案*
スタッドシアター設計競技最優秀案*
金沢市広坂芸術街設計競技最優秀案*
主な作品

「PLATFORM I・II・III」「再春館製薬女子寮」 「パチンコパーラー I・II・III」「森の別荘」 「Y-HOUSE」「調布駅北口交番」「国際情報科学芸術アカデミー マルチメディア工房」「S - HOUSE」*「M-HOUSE」*「熊野古道なかへち美術館」*「岐阜県営住宅ハイタウン北方南ブロック妹島棟」「古河総合公園 飲食施設」*「ひたち野リフレ」「飯田市小笠原資料館」*ほか
(*印は妹島和世+西沢立衛による共同設計)

«前のページへ最初のページへ次のページへ»