アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合
主展示室には白大理石の原石をそのまま、厚さ七センチに挽いていただきましたが、だいたい畳一枚分の大きさがあります。人がひとり寝るのにちょうどいい大きさなんです。それを床暖房にして、隙間に白セメントを詰めました。壁から天井は漆喰を塗っています。
ものすごく、思わぬ成功をしたのが照度です。普通、照度は上が高くて下が小さくなるのが当たり前のことです。ところが、乱反射と下からの反射があるんです。床からの光がもう一度当たりますから照度が一定している。すると額の影が下にまったく落ちないんです。悪い照明ですと、額の上の出っ張りが絵に落ちる。さすがに注意深い人はそういう照明はしないんですが、それでも額の影が下の壁に落ちて、気になります。実際に見ていただくと、額の影のでない絵が、どんなに爽やかに見えるかわかるはずです。
『国家のデザイン』『明治の東京計画』 『建築探偵の冒険』『路上観察学入門』(共著) 『西洋館デザイン集成』『建築探偵東奔西走』 『看板建築』『建築探偵雨天決行』 『昭和建築物語』『建築探偵神出鬼没』 『都市・建築』『日本現代美術と西洋』(共著) 『日本近代建築 (上・下)』 『全調査東アジア近代都市と建築 』 (監修・執筆) 作品 『神長官守矢資料館』 『タンポポハウス』 『ニラハウス』 『一本松ハウス 』 『天竜市立秋野不矩美術館」