アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合

東西アスファルト事業協同組合講演録より 私の建築手法

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私の建築手法
北川原 温 - リアリティと概念
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東西アスファルト事業協同組合講演会

リアリティと概念

北川原 温ATSUSHI KITAGAWARA


リアリティと概念-北川 原温

「形のないものに形を与える」ということは、抽象的な概念を建物に表していくということ。マン・レイやピナ・バウシュをこよなく愛す北川原氏の概念から飛び出してくる建築の世界が展開される。


以前シンポジウムでパネラーと参加した時、いつものように、人間というものはとか、過剰な自然とかシュールリアリズムといった、観念的なことを話したんですが、そこで八束さんにガツンとやられました。「北川原は自分のやりたいことをただやっているだけである。建築とはそうではなくて、やはり社会との関わりの中で語られなければいけない」と批判されました。それ以来、僕はここ何年間か、そうした批判を受け続けながら、しかし、自分がつくる建物が社会的にどのように位置づけられふなんてことは、なにか少し気恥ずかしいことじゃないか、という気もしておりました。


Profile
略歴
1951
長野県生まれ
1974
東京芸術大学美術学部建築科卒業
同大学院修了
1980
建築設計事務所ILCD設立
現在に至る
1991-
東京芸術大学講師
受賞
1991
新日本建築家協会新人賞受賞
作品

「ナジャの家」「ライズ」「三九五」「サント産業本社ビル」 「メトロサ」「メトロツアー」「柏原タウンセンター」 「東日本橋派出所」「昭和記念公園霧の森」

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