アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合
「形のないものに形を与える」ということは、抽象的な概念を建物に表していくということ。マン・レイやピナ・バウシュをこよなく愛す北川原氏の概念から飛び出してくる建築の世界が展開される。
以前シンポジウムでパネラーと参加した時、いつものように、人間というものはとか、過剰な自然とかシュールリアリズムといった、観念的なことを話したんですが、そこで八束さんにガツンとやられました。「北川原は自分のやりたいことをただやっているだけである。建築とはそうではなくて、やはり社会との関わりの中で語られなければいけない」と批判されました。それ以来、僕はここ何年間か、そうした批判を受け続けながら、しかし、自分がつくる建物が社会的にどのように位置づけられふなんてことは、なにか少し気恥ずかしいことじゃないか、という気もしておりました。
「ナジャの家」「ライズ」「三九五」「サント産業本社ビル」 「メトロサ」「メトロツアー」「柏原タウンセンター」 「東日本橋派出所」「昭和記念公園霧の森」