アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合
ドラフティング・ボードを事務所に置かず、コンピュータで描くことによって、少しでも多くの人たちが参加してできる建築設計を目指す大江氏。テクノロジーがつくり出す可能性を都市に融合させ、より多くの多様性ある社会を考える。
「ファンハウス」という名前自身、ハウスということばがついているように、クライアントであるオーナーの考えは、家族的な雰囲気で仕事をしたいということでした。もともとレコードをつくること自身が組織的ではありえない活動なので、組織的なものではなく、何となく家にいるようなアットホームな感じが欲しいということで、ここでは土や木など、ナチュラルな素材を使っています。 外にある素材などを見ると、「自然」を単純に思い起こしますが、ほんとの自然かというと、そうではありません。土壁といえども、中身はストラクチャーにコンクリートを使っていますし、木も一部は張ったものです。先ほど團さんが「ミディアム」ということを話されましたが、これも一つのミディアムであると思います。メディアの語源は「媒介」です。本物ではないけれども、それによって自然を想起させるメディアになっていると思います。
「恵庵」「又庵(木村記念館)」「杉寿庵」「山口蓬春記念館」 「白想居」「大樋ギャラリー」「川越亀屋」「多治見の住宅」 「ファンハウス」「アイルス」「みやこ」「オクトス」 「NACOM(矢崎アトランタ工場)」「代沢の家」「千駄木の家」 「豊島合同庁舎」「参天製薬奈良RDセンター」「滋賀県立大学環境科学部」