アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合
女性らしい細やかな感性で建築を作ってきた妹島氏。常に動線を意識し、次へのプロジェクトを試行錯誤しながら進みつづけている氏の作品は、常に注目を集めている。
環境というとまず「省エネルギー」とか「環境を大切に」とか「環境保護」が出てきます。それは重要なことで、私の設計の中でも、例えば自然の風が建物の中に入ることは結構重要です。同時に善し悪しとか合理的だ、不合理だということが「環境」という新しい概念が入ってきたときにまったく変わってしまう可能性があるだろうと思います。今環境という問題はだれもが反対できないパワーをもっていますが、ひとりひとりが再考してみるのが面自いのではないかと思っています。
ずっと昔から一般的にいわれている情報空間を私としてはイメージしてるんですが、物理的ではなくて目で見えないような環境が自分たちの実際の体を包む半分に間違いなくなりつつあるんではないかと思っています。そういうときに、具体的な体の快適性なりその関係を考えて建築がつくられるべきだと思いますが、片方でそういった目に見えない自分たちの生活をある程度決めていくソフトウェアなどと建築のあり方がどういう関係をもてるかについて考えてみるべきではないかと思います。
「PLATFORM・・・・・」 「再春館製薬女子寮」 「パチンコパーラー・・・・・」 「森の別荘」 「Y-HOUSE」 「調布駅北口交番」 「岐阜県営住宅ハイタウン北方妹島棟」 以下、西沢立衛と共同: 「国際情報科学芸術アカデミー・マルチメディア工房」 「S-HOUSE」 「熊野古道なかへち美術館」 「M-HOUSE」 「古河総合公園飲食施設」 ほか