アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合
これも回廊を使った岡山県にある住宅です。六人家族のローコストの住宅です。
二世帯をうまく整理した家がよくある最近の二世帯住宅だと思うのですが、この家族はおじいさんとおばあさん、お父さんとお母さんの四人が全員働いていて、小学生の子供が二人という構成です。お母さんかおばあさんか早く帰ってきた人がご飯をつくるということで、共同生活をしているけれども、お互いに独立もしていて、新鮮な感じがしました。六人で一緒に暮らすにあたって、暮らし方をどうしたらいいか、それが分からないから、考えてもらいたいということでした。
密集した住宅街にあるのですが、プライバシーがあんまり外に露出しないようにしながら、外の光なり風を取り入れたいと思い、道路側はスレートの波板で、庭側と小さな私道のような部分は、ポリカーボネイトの波板でつくっています。
外側に吹抜けの回廊をつくって、外と内のバッファーゾーンの役割を持たせています。二階がリビング・ダイニングで、みんなの広間といった感じです。一階はそれぞれのベッドルームになっています。それぞれの部屋は背中合わせになっています。ダイレクトに窓を付けると道からまる見えになりますが、この家は回廊という中間領域を通して光を入れたり風を入れたりするようになっています。どの部屋も二方向が回廊に面していて、必ずニカ所開ければ風が通ります。全部開けると、広縁のように一体的に部屋を広く使うことができます。回廊は吹抜けですから、上の部屋から下の人に声をかけることができます。
二階ですが、回りが木製ルーバーになっています。冬の昼間などは太陽の光を入れた方がいいので、全部開けることになると思います。季節によって開閉しながら、光の量や外との温度の差を解消していくように考えてみました。
最後に最近進んでいるプロジェクトについてご説明して終わりにしたいと思います。
これも回廊を使った岡山県にある住宅です。六人家族のローコストの住宅です。
二世帯をうまく整理した家がよくある最近の二世帯住宅だと思うのですが、この家族はおじいさんとおばあさん、お父さんとお母さんの四人が全員働いていて、小学生の子供が二人という構成です。お母さんかおばあさんか早く帰ってきた人がご飯をつくるということで、共同生活をしているけれども、お互いに独立もしていて、新鮮な感じがしました。六人で一緒に暮らすにあたって、暮らし方をどうしたらいいか、それが分からないから、考えてもらいたいということでした。
密集した住宅街にあるのですが、プライバシーがあんまり外に露出しないようにしながら、外の光なり風を取り入れたいと思い、道路側はスレートの波板で、庭側と小さな私道のような部分は、ポリカーボネイトの波板でつくっています。
外側に吹抜けの回廊をつくって、外と内のバッファーゾーンの役割を持たせています。二階がリビング・ダイニングで、みんなの広間といった感じです。一階はそれぞれのベッドルームになっています。それぞれの部屋は背中合わせになっています。ダイレクトに窓を付けると道からまる見えになりますが、この家は回廊という中間領域を通して光を入れたり風を入れたりするようになっています。どの部屋も二方向が回廊に面していて、必ずニカ所開ければ風が通ります。全部開けると、広縁のように一体的に部屋を広く使うことができます。回廊は吹抜けですから、上の部屋から下の人に声をかけることができます。
二階ですが、回りが木製ルーバーになっています。冬の昼間などは太陽の光を入れた方がいいので、全部開けることになると思います。季節によって開閉しながら、光の量や外との温度の差を解消していくように考えてみました。
最後に最近進んでいるプロジェクトについてご説明して終わりにしたいと思います。