アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合

東西アスファルト事業協同組合講演録より 私の建築手法

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妹島和世+西沢立衛/SANAA - 環境と建築
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環境と建築

妹島和世+西沢立衛/SANAA
KAZUYO SEJIMA + RYUE NISHIZAWA / SANAA


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京都の集合住宅 NISHINOMIYA HOUSE
「京都の集合住宅 NISHINOMIYA HOUSE」俯瞰。

「京都の集合住宅 NISHINOMIYA HOUSE」俯瞰。

「京都の集合住宅 NISHINOMIYA HOUSE」北東より屋根を見る。

「京都の集合住宅 NISHINOMIYA HOUSE」北東より屋根を見る。

妹島京都の閑静な住宅地に建つ賃貸集合住宅「京都の集合住宅 NISHINOMIYA HOUSE(2013年)」です。全10戸の集合住宅をつくる計画ですが、一体のボリュームにすると周囲に建つ戸建て住宅と比べてあまりに大きくなってしまうので、戸建て住宅にスケールを合わせて、バラバラの屋根をつくることを考えました。京都市の規制により、屋根形状や色彩、素材への配慮と、街並みとの調和も求められていました。屋根の分節方法としては、10住戸なので屋根も10個とすると、集合住宅というよりも戸建住宅10戸のようになってしまって、各住宅があまりにも独立しすぎると感じたので、いろいろスタディした結果、ひとつの住戸が3つの屋根を持ち、それぞれの屋根が隣の家と共用になり、段々と繋がっていくことでひとつの集合住宅になるように考えました。屋根の群れが集まって、全体として大きな寄棟型のような形をつくります。どの住戸も分かれているのですが、他の住戸にも架かっている屋根を共有している屋根を共有しているという仕掛けです。

「京都の集合住宅 NISHINOMIYA HOUSE」住戸4 ダイニングキッチンより南側の庭を見る。

「京都の集合住宅 NISHINOMIYA HOUSE」住戸4 ダイニングキッチンより南側の庭を見る。

「京都の集合住宅 NISHINOMIYA HOUSE」住戸2のベッドルームから見る。

「京都の集合住宅 NISHINOMIYA HOUSE」住戸2のベッドルームから見る。

「京都の集合住宅 NISHINOMIYA HOUSE」住戸9のベッドルームから見る。

「京都の集合住宅 NISHINOMIYA HOUSE」住戸9のベッドルームから見る。

「京都の集合住宅 NISHINOMIYA HOUSE」断面

「京都の集合住宅 NISHINOMIYA HOUSE」断面

「京都の集合住宅 NISHINOMIYA HOUSE」平面

「京都の集合住宅 NISHINOMIYA HOUSE」平面


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