アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合
1925年に建てられた今井兼次先生の図書館の閲覧室を、東洋美術史家で書家でもある曾津八一先生の東洋美術の蒐集品を常設する展示館にリニューアルしました。美しい六本の円柱で名高い玄間ホールは元の状態に戻しただけです。
二階の大きなヴォールト空間を、当初は三つのセクションに分ける計画でしたが、この空間を崩したくなかったので床だけを二重にしました。あとはすべてアイランド型の展示ブースをつくって対応することにしています。
「物を読む図書館」とも呼べる博物館にしたいと考え、ところどころに滑り出しの椅子をつくって思い思いに座ることができるようにしています。