アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合

東西アスファルト事業協同組合講演録より 私の建築手法

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藤森 照信 - 自然を生かした建築のつくり方
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自然を生かした建築のつくり方

藤森 照信TERUNOBU FUJIMORI


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熊本県立農業大学校学生寮
「熊本県立農業大学校学生寮」南側から見る

南側から見る

次は、柱をどう使うかということを考えた「熊本県立農業大学校学生寮(2000年)」です。

アカマツは、その何とも言えない曲がりが魅力です。その曲がり具合を生かすことができないかと考えました。建物中央の2層吹き抜けの食堂では、太鼓落としといって、丸太の対向する2面を削ったアカマツを林立させました。また、独立柱を強調するため、梁は天井裏に隠しました。玄関ホールでは、曲面カンナを用いて削ったアカマツを使用しました。入口の軒を支える柱は、屋根から飛び出しています。私は、立て籠もって石を投げるような砦のような印象が好きで、屋根から柱を飛び出させると砦っぽさが出ます。

県からは、できるだけ木を使ってほしいという要望があったため、大量に柱を建てました。食堂ホールでは、本当は向こう側も見えないくらい柱を建てたかったのですが、さすがに邪魔になりますから、このくらいが限界です。

「熊本県立農業大学校学生寮」食堂

食堂

「熊本県立農業大学校学生寮」玄関ホール

玄関ホール

「熊本県立農業大学校学生寮」玄関ホールから中庭を見る

玄関ホールから中庭を見る

「熊本県立農業大学校学生寮」平面

平面


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