アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合
ぺトレス(スペイン)は周辺にオリーブ畑やぶどう畑のある、農業共同体そのままの集落です。ぺトレスの住宅は、先ほどのガルダイヤと違いかなりオープンです。道から入った所にリビングのようなゲストルームがあり、集落の住人なら誰でも入つてきます。ぺトレスの住宅も集落という「大きな共同体」の中の「小さな共同体」であるようにつくられています。
ナカガオン・ナクサ(ネパール)の住宅でも客人の部屋が道路のすぐ近くにあり、集落の住人たちが集まってくつろいでいます。集落全体がひとつの「大きな共同体」であるようにできていて、同時に住宅がその中の「小さな共同体」になっています。集落の風景を見るとそういった住空間がどのようになつているのかがよく分かります。