アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合
「その考えを発展させ、木造建築の通常の構造部材よりも小さい部材から構成されている千鳥のシステムを用いて、パーマネントな建築をつくりあげたのが「CGプロソミュージアム・リサーチセンター(2010年)」です。どのくらいの太さの木を使用すれば恒久的建築の構造として問題ないか、実験を行いました。高さ10メートルの建築を支えるために、6センチ角の部材としました。事前に工場である程度の大きさに組んだユニットを現場ヘ運び、それらをヒノキの雇い材で繋いでつくりました。これによってできた小さな空間が、ミュージアムの棚となったり、そこにガラスが入ると内外の仕切りとなります。